被災者に希望の光を~被災者のローンをなくそう~署名活動にご協力をお願いします!

http://www.senben.org/
仙台弁護士会では、被災地弁護士会としてこれまで電話相談、面接相談などに取り組
んできました。
相談件数は、5月末までで、1万件を越えております。
相談の中でも、やはり、いわゆる二重ローン問題の相談が2割から3割を占めていま
す。
具体的相談例は末尾に記載しますが、このような中、兎にも角にも被災者については
既存債務から解放する施策を一日も早く確立することが必要と考え、添付の署名活動
を仙台弁護士会として行うことといたしました。
つきましては、みなさんのご協力をいただき、できるだけ数を集め、仙台弁護士会宛
に送付していただきたいのです。
無理な数字と笑われるかもしれませんが、1ヶ月で10万署名を集めたいと考えてい
ます。
みなさんのお力が必要です。
是非、ご協力いただければと思います。
※FAX文書は署名として扱われませんので、ご署名いただいた用紙につきましては、
原本を仙台弁護士会宛(〒980-0811 仙台市青葉区一番町2-9-18)ご郵送下さいますよう
お願い申し上げます。

(相談事例)
「(東日本大震災)当日に引渡しを受けたばかりの新築住宅が津波で流失し、多額の
住宅ローンだけが残った」
「津波で家を失って賃貸住宅に入ったが、既存の住宅ローン債務に加えて賃料の負担
が生じ、生活が成り立たない。」
「津波で所有自動車が流されて、移動手段がなくなってしまい、生活に困っている。
都会と違って交通網が発達しておらず、自動車がなければとても生活ができない。し
かし、既存の自動車のローンがあるため、新たな自動車を購入することもできな
い。」
「津波で一切を無くし、箸一本から買わなければならないのに、これまでのローンも
負担していかなければならないのか。」
「事業用資産が流されたのに融資制度しかなく、既存のローンを抱えながら、どうし
ていけばよいか分からない。」

冒頭のURLから仙台弁護士会のHPにて署名用紙がダウンロードできます。
よろしくお願いいたします。

カテゴリー: 借金問題