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被災者ノート(完成版)
被災者ノートの説明(配布版)
震災・原発相談窓口(福島県弁護士会)
原発事故損害賠償説明会(相馬)
上記に掲載したものは、6月25日土曜日に相馬(はまなす館)、南相馬(原町商工会議所)にて、
原発事故損害賠償説明会を行った際の資料です。
ご自由にダウンロードしてご利用下さい。
なお、説明会の内容は、
①これからどのような手続で賠償がなされていくのか?
②配布した被災者ノートをどのように活用して戴くか?
の2点です。以下、概要を示します。
①について
現在、国が指針というものを決めて、その基準にしたがって、賠償の目安を決めようとしています。
例えば、一次指針では、避難に必要だった実費(タクシー代等)などは損害として認められるからそれを支払うべきだとか、そういうことです。
これまでに、可能性が高いものから、一次指針、二次指針、二次指針の追補というものが順次示されています。
この指針は、7月に損害の全範囲を網羅した中間指針が出るとされています。
東電は中間指針が出たら対応するとしており、現在個別に交渉しても応じない構えです。
是非、新聞等の報道に注意して下さい。
②について
損害賠償を請求するには、損害があること、その損害を裏付ける資料があることが不可欠です。
ですので、今行うべきことは、いざ賠償を請求する段階になったときに、自分が被った損害の賠償を請求できるよう、損害について項目ごとに整理をして、必要な裏付け資料=証拠も整理して保管しておくことです。
このために、この被災者ノートを活用していただきたいと思います。
【利用上の注意点】
ノートの利用にて注意していただきたい点は、ノートに記載したことがすべて賠償請求できるとは限らないことです。ノートに記載したからといって賠償を請求できるとは限りませんのでご注意下さい。